入れ歯Dentures

奥歯でしっかり噛める
入れ歯治療を

入れ歯を作るにあたって大事なことは、奥歯でしっかり咬めるということです。その理由は、奥歯で噛めないと、咬む力が弱くなり、ある程度硬いものや弾力のある穀物などをすり潰すことが難しくなってしまうためです。また、奥歯でしっかりと噛まないと、前歯が前に傾くなど、咬み合わせが崩壊してしまうおそれもあります。自動車の後輪がないと運転に支障を来たす原因となるのと同じで、奥歯がないと食事などへの障害となってしまうのです。

他にも、前歯には野菜などを噛み切る機能、犬歯には繊維を引き裂く機能があるなど、どれも欠いては困るものです。歯は全体でバランスを取っていますので、欠けていい歯はないと考えていただいていいでしょう。当院では、どの歯でもしっかり噛めるような入れ歯作りを目指しています。

Q&A

  • 入れ歯をせずに歯がないままではだめですか?

    歯は食事や会話に使う以外にも、咬むことで脳を刺激して活性化させたり、誤嚥しにくくしたりするなるなどの働きもあります。つまり全身の健康に関与してきます。
    しっかり噛むためには、自身の歯が残っていることが理想ですが、次善策として、入れ歯を入れてしっかり調整することが大切になります。高齢の方で、「入れ歯を入れても何年使えるか分からないから」とおっしゃられる患者様もいらっしゃいますが、むしろ入れ歯は今だからこそ必要なものです。歯を失ったら躊躇せずにご自身に合った入れ歯を作っていただきたいと思います。

  • 入れ歯は一度作れば、一生持つものですか?

    入れ歯は一生持つということはありません。いつかは作り変えなくてはいけないものです。

    人間は老化し、歯も消耗するものですので、入れ歯もある程度は消耗するようにできています。もしも入れ歯がとても硬いものだったら、それは反対に天然歯を傷つけたり、歯茎や顎の骨に負担となるなどし、不便なものなのです。入れ歯にトラブルが起きたら、それは作り変えの時期と考え、ご相談にお越しいただければと思います。

  • 前歯が抜けたときは
    入れ歯でもいいのですか?

    前歯を失うと、問題になるのは大きく分けて「噛み切ることができない」「見た目」「発音」の3つかと思います。
    当院には、入れ歯専門の歯科技工士が在籍しており、噛み合わせを考えた、きちんと噛み切ることのできる入れ歯の製作が可能です。また、見た目についても、歯科技工士が患者様と直接お話しすることで、理想に近いものをお作りすることができます。発音については、入れ歯の形態を工夫することで解消できます。これも、歯科技工士との連携によって実現させていきます。

入れ歯の種類

部分入れ歯とは歯が1本以上残っている方は、部分入れ歯になることが多いです。部分入れ歯とは、残っている歯に「クラスプ」と呼ばれるバネを装着し、入れ歯を安定させる入れ歯です。しっかりした歯が残っていれば、部分入れ歯を安定させることができますが、歯の残っている部分が少ない場合には、総入れ歯タイプの入れ歯になることもあります。

総入れ歯とは歯が1本もない方は総入れ歯をお作りします。歯茎の部分にぴったりとした入れ歯を作ることで、吸盤のように密着させます。入れ歯吸着剤がなくても、歯茎に吸い付くようなしっかりとしたものを作ることも可能です。

当院で取り扱っている入れ歯

  • レジン床義歯

    保険適用の入れ歯です。床の部分がプラスチック製で厚みがあります。装着したときに、違和感があったり、話しづらいと感じたりする方もいます。
    入れ歯治療を行っている歯科医院であれば、全国的に対応が可能なため、転居した際にも新しい歯科医院で調整などがしやすいというメリットがあります。
    ある程度のメンテナンスや修理で、不良箇所を少しずつ改善していくことも可能です。保険の入れ歯でも、歯のない状態と比べて十分快適に過ごせます。

  • ノンクラスプデンチャー

    入れ歯を固定する金属のバネ、「クラスプ」がない部分入れ歯です。クラスプがないため、入れ歯と気付かれにくいほど、審美性に優れています。軟らかいため、装着時に口腔内の骨に当たって痛いということが少ないでしょう。
    保険適用ではなく、自由診療となります。

  • 金属床義歯

    床部分に金属を使用した入れ歯です。部分入れ歯と総入れ歯があります。金属製なので、薄く仕上げることが出来、装着時に不快な感じが少ないという特徴があります。金属の熱伝導率の高さから、食べ物などの温度がお口に伝わりやすくなっています。
    素材としてはゴールドやチタン、コバルトクロムといったものがあります。
    金属部分は、レジン部分と比べて吸水性がなく、清潔に保ち易いです。

  • マグネットデンチャー

    歯が残っている場合、その歯に磁性のあるかぶせ物を装着することで、入れ歯を着脱することができます。ただ歯肉の上に乗せただけの入れ歯よりも、安定性があります。
    歯の根を利用できるため、抜歯の必要がなく、骨の吸収防止にもなります。

  • インプラント
    オーバーデンチャー

    顎の骨にインプラントを埋入し、そこに入れ歯を装着する方法です。歯のない状態に入れ歯を装着するよりも高い安定性が得られます。歯が残っている場合は、そこに入れ歯を装着できるように被せ物などをします。

入れ歯のお手入れや
保管について

入れ歯のお手入れ

入れ歯を清潔に保つために、
毎日のお手入れが大切です。

  1. 必ずお口から外して
    お手入れしましょう
  2. 入れ歯は流水で汚れをざっと流し、専用のブラシを使って落として下さい

    その際、歯磨き粉は使用しないで下さい。歯磨き粉を使用すると、入れ歯にキズが付き、細菌やカビが繁殖しやすくなるからです。
    また、キズに侵入した細菌はブラシだけでは除けません。週に1〜2回は専用の洗浄剤を併用すると効果的です。

    point
    ワンポイントアドバイス

    酵素系の洗浄剤は、新しく入れ歯を作ってから1ヶ月後に使用を始めて下さい。
    入れ歯の材質が安定する時期で、変質などを防ぐためです。

入れ歯の保管

就寝時は細菌の繁殖を防ぐため、
お口から外して水中に保管します。

  1. 入れ歯の保管場所を
    決めましょう

    置き場所を決めると、紛失の心配がありません。また、入れ歯は紫外線によって劣化するので、日当たりの良い場所は避けましょう。

  2. 入れ歯専用の容器を
    用意しましょう

    フタ付きのケースがおススメです。入れ歯を清潔に保つため、容器の水は毎回取り替えましょう。

院内の
歯科技工所にて
歯科技工士が
治療に立ち会いながら
作製します

近年、院内に歯科技工所を持っている歯科医院は減少傾向にあります。しかし当院では、歯科技工士と緊密な連携を取ることで、お口にピッタリの入れ歯を作ることができると考え、院内に歯科技工所を設置しています。入れ歯専門の歯科技工士が常駐しており、修理など、他院では数日から1週間かかるものも即日でできる場合があります。

入れ歯を実際に作る歯科技工士が立ち会うことで、検査や型採りなどを過不足なく行うことができます。蜜に意見を交換することで、歯科医師と歯科技工士双方の能力を最大限に引き出せると考えています。

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