みなさんはロイテリ菌という菌をしっておられますか？？

『ロイテリ菌』とは、80年代初頭に環境汚染から隔絶されたアンデスの高山地域に住む女性の母乳から発見されたヒト由来の乳酸菌だそうです。
正式名称は「Lactobacillus reuteri(ラクトバチルス・ロイテリ)」という乳酸菌で、

今も様々な研究が続けられている菌なのですが
実はこのロイテリ菌はロイテリンと呼ばれる天然の抗生物質を生成し、歯周病菌や虫歯菌などの悪玉菌の育成を抑える善玉菌という研究が報告されています！！！
そしてこの菌を最近はヨーグルトなどやサプリで簡単に摂取することができます。
マス歯科ではこのサプリを取り扱ってはいませんので、ロイテリ菌をインターネットで検索してみてください。
商品がたくさん出てきます！！
この菌のいいところは…
なんと副作用が、
『乳児、幼児、成人、高齢者で治験、ロイテリ菌を通常の分量よりも多く摂取した場合でも、有害反応は報告されておりません。』
とのことです。
なんというスーパー細菌なのですか。

ただ決して勘違いしないでください！！！
決して歯ブラシなどもしなくていいというわけではありませんし、虫歯になっている歯が治るわけではありません。
ただ優れた善玉菌(プロバイオティクス)によって体内の菌バランスをコントロールする取り組みです。
医療先進国スウェーデンの国内をはじめ、予防医療の観点において近年世界中で注目度が高まっています。予防歯科に取り組んでいる日本でも近くない標準医療としての未来なのかなーーーっと思います。

マス歯科歯科医師部門