当院は初診時に歯周基本検査を行います
歯周基本検査は、歯周病の早期発見と適切な治療のために非常に重要です。この検査によって、歯周病の進行度を正確に把握し、個々の患者さんに合った治療計画を立てることができます。
🦷 歯周基本検査とは
歯周基本検査とは、歯周病の診断と治療計画のために行われる簡略化された一連の検査です。問診と歯周組織検査に大別され、歯や歯ぐきの状態、骨の状態、歯周病の進行度を調べることができます。
検査項目
主な検査項目は以下の通りです:
• 歯周ポケットの深さ: 専用の器具(プローブ)で歯と歯ぐきの間の溝の深さを測定します。深ければ深いほど歯周病が進行している可能性が高いです。
• 出血の有無: プローブで測定した際に歯肉からの出血(BOP)があるかを確認します。
• 歯の動揺度: ピンセットなどで歯の揺れ具合をチェックし、進行度を評価します。
• プラーク付着状況: 歯垢の付着状況を確認し、適切な歯磨き指導の参考にします。
• 歯肉の炎症状態: 歯肉の腫れや赤みなどを確認します。
📝 歯周基本検査の重要性
歯周基本検査が重要である主な理由は以下の通りです。
• 早期発見と早期治療: 歯周病は自覚症状がないまま進行することが多いため、「沈黙の病気」とも呼ばれます。早期に検査を受けることで、症状が出る前の段階で歯周病を発見し、手遅れになる前に治療を開始できます。
• 適切な治療計画の立案: 検査結果に基づいて、現在の歯周病の状況や進行度を正確に診断し、最適な治療方針を立てることができます。
• 保険診療の適用: 保険診療でスケーリングなどの歯周基本治療を受けるには、原則として歯周基本検査が必要です。
• 治療効果の確認と計画修正: 治療の過程で再度検査を行い、治療の効果を確認したり、必要に応じて治療計画を修正したりします。
 
                         
                         
                         
                 
                     
                     
                         
                     
                     
                     
     
    


