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口腔ケアの目的

自分の歯で、毎日食事をおいしく食べることは、心と身体の健康を保ち、QOL(生活の質)を高め、人生をより一層豊かなものにしてくれます。
しかし、歯やお口の状態が悪くなると
①食事(栄養摂取)がうまくできなくなる。
②唾液の分泌が減少するので口が乾燥し、飲み込みにくくなったり、汚れがつきやすなり、むし歯や歯周病が発生しやすくなる。(嚥下障害、自浄作用の低下)
③胃腸が悪くなる(消化不良)
④認知症のリスクが高くなる。(脳血流量の低下)
⑤会話が楽しめない。表情が乏しくなる。(咀嚼筋や表情筋の低下)
⑥姿勢が悪くなる。筋力の低下。(平衡感覚や筋力の低下)
⑦食事の楽しみが減少する
など、さまざまな問題や全身的な症状が出てきます。

歯と口のケアは、むし歯や歯周病予防のためだけではなく、全身の健康を維持する為にも大切です。

口腔ケアは、むし歯、歯周病、口臭を予防することは一般的に知られいますが、他に誤嚥性肺炎やインフルエンザの予防、唾液分泌の促進、また、口の機能(動き)の維持や回復に繋がり、その結果QOL(生活の質)が向上します。

肺炎は、日本人の死亡原因の第3位にランクアップしています。また、65歳以上にやに90パーセント以上は肺炎で亡くなります。

誤嚥性肺炎とは、唾液や口の中の細菌が誤って気道に入り込むことで起こる肺炎です。むせなどの症状がないこともあります。また。胃の内容が嘔吐などで逆流し気道に入った場合にもおこります。

口腔ケアは、歯や歯茎(粘膜)や舌などの汚れを取り除くケアと、口の機能の維持、回復を目的とした口腔ケアから成り立っています。
口腔清掃には、歯磨き、入れ歯の清掃、舌や粘膜の清掃、うがいが含まれます。

口腔ケアのための主な器具

・歯ブラシ
歯ブラシは口腔清掃には欠かせない清掃器具ですが、口腔乾燥や粘膜病変などがあると口腔清掃時に痛みを伴うため、刷掃効果のみを重視するのではなく慎重に選択することが大切です。

・スポンジブラシ
スポンジブラシは、口腔粘膜や歯と歯肉との移行部や挿管チューブ周囲の清掃性に優れています。

・タフトブラシ
タフトブラシは、歯と歯の間や、奥歯の裏側など、通常の歯ブラシが届きにくい部位に使います。

・デンタルフロス・歯間ブラシ
歯と歯の間の歯垢を除去する時に使用します。

・舌ブラシ
舌の表面に付着した汚れを除去するなに使います。

・洗口剤
嚥下機能に問題のない場合は含嗽に洗口剤を使用できますが、含嗽できないときは、スポンジブラシに洗口剤などを湿らせて使用します。

・保湿剤
保湿剤は常に開口していたり、酸素吸入をしている人では口腔乾燥になりやすいため、頻繁に保湿剤を使用します。

・開口器
口腔ケアを拒否したり咬反射があるときに便利です。開口器を用いると、開口状態が安定して協力が得られやすくなることもあります。

・ガーグル

機能的口腔ケアには、リラクゼーション(過敏の除去)、口の周囲筋の運動訓練、咳払い訓練、発音、高音訓練などか含まれます。
歯科衛生士が行う機能的口腔ケアは、口腔の機能障害やさに対するアセスメントを行い、歯科医師と相談して機能の発展を促したり、機能の回復、維持に結びつけられるような指導を行います。
口腔清掃を実施することは口腔内を清潔にすることだけではなく、その刺激で唾液の分泌や頬、舌の動きを促すなど、機能的口腔ケアが同時にされます。

・嚥下促進訓練(歯肉マッサージによる嚥下促通訓練)
嚥下運動を誘発させるだけでなく、口腔内の感覚機能を高めたり、唾液分泌を促進する効果があります。食事前に行うと効果的です。

・冷圧指圧方
冷刺激と圧刺激を同時に行い、嚥下反射を誘発させる訓練です。

・食環境、食物形態、食事介助方法の指導

歯科衛生士は専門職として、本人の自立を促すようなブラッシングや介助者の負担を軽減するための口腔ケアを実施します。口腔ケアでは、生活全般に渡って対象者の情報を整理し、障がいの程度や今後の状況も考えて当事者主導の目標が設定できるよう、計画を立てる必要があります。
口腔ケアは口の健康や機能を保つだけでなく、食べる喜びや、会話を楽しみ笑顔で人と接しコミュニケーションを図ることが可能になります。

口腔が健康であれば、歯を失うリスクも低くなります。 自分の歯が多く残っている人は、歯科治療だけでない医科の医療費も含めた総医療費が少なくなると言われています。
あるデータによれば、歯が残っている本数が多いほど総医療費に差が生まれ、歯が0~4本残っている人では年間約54万1,900円かかる費用が、歯が20本以上残っている人では年間約36万4,600円と、その差額は17万7,300円にも上ります。
体の違和感や病気・ケガを放っておくことは、当然良くありませんが、出費が気になるのもまた事実です。体が健康であることが一番の節約とするなら、全身の健康へとつながる口腔ケアは大きなアシストになるかもしれません。

マス歯科歯科衛生士部門

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