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欠損補綴の歴史

こんにちは。
今回は欠損補綴の歴史を少し見てみましょう。(ザッと5000年ほど!!)

欠損補綴(けっそんほてつ)とは、歯が抜けた欠損部を人工の歯で補う治療のことです。

私たち歯科医療従事者は患者さんが歯を失わないよう、日々努力を重ねています。
しかし、致し方ない事情で歯を失うこともあるでしょう。
その時はブリッジや入れ歯、インプラントなど、様々な治療法から最適なものを選択していきます。

さて、失った歯をどう補うか、これは大昔から人々が頭を悩ませ、知恵を絞ってきた問題です。

紀元前3000~2500年頃のエジプトの遺跡からは歯と歯を針金で結びつけたものが発見されています。
ただ、これらが生存中に使用されていたのか、または死後、装飾品としてはめ込まれたものか、詳しいことはわかっていません。

紀元前900〜800年頃のイタリア、エトルリアでは現在のブリッジに似た形のものが使用されていたそうです。
これは、天然歯(まだ抜けていない歯)を土台として、歯が抜けないように金の帯状の板で固定したものです。

そして時代は流れ…近代ではアメリカ初代大統領ジョージワシントン(1732~1799)も、失った歯の悩みが大きかったようです。
スプリングで維持する入れ歯は、うっかりすると口から飛び出すため、しっかり噛んで口元を閉めておかなければなりませんでした。アメリカの1ドル紙幣にあるワシントンの口元は、力を込めて入れ歯を噛みしめ、緊張した口元なのです。
合わない入れ歯のためか、晩年は怒りっぽく演説も避け、人に会うのも嫌がったとかなんとか…

このようにとてつもなく長〜い年月人々を悩ませてきたこの問題、今では症状に合わせいくつもの治療法から選択できますし、見た目も機能もかなり回復できます。
医学の進歩とはありがたいものですね。

もしお口のことでお困りごとがございましたら、ぜひ当院にご相談くださいませ。
高度な現代医療をご提供いたしますよ!

マス歯科歯科医師部門

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